季節の手仕事 よもぎパンケーキ作りました。

お題「手作りしました」

 

 

 

 

よもぎ摘み

 

新緑の季節で山々の緑にも色んな緑が色づいている。

 

私は今回初めてよもぎの新芽を摘んでみた。新芽の柔らかい

 

部分だけを選んで摘む。

 

これもネットで知ったけど、よもぎの葉と毒性のある

 

トリカブトの葉が酷似しているということを初めて知った。

 

薬効ありと猛毒ありの草が似ているとは怖すぎる。どうやら

 

よもぎは少し苦いというか薬っぽい香りがするし、トリカブト

 

無臭のようなので、確認しながら摘んだ。

 

よもぎの新芽

 

よもぎの下処理

 

処理や保存するかわからなかったのでネットやユーチューブで

 

調べてみた。

 

摘んだといっても、改めてみると黒くなっていたり、違う葉が

 

紛れているのでもう一度綺麗なよもぎの葉を取り分ける。

 

そしてひたすらよく洗う。どうしても土が沢山ついているので

 

何回も水洗いをした。これが結構な時間と手間がかかる。

 

水道代がかかるなと思いながら、この手間も季節の手仕事の一つと

 

思って何とか洗い終えた。

 

次はお鍋にたっぷりのお湯を沸かし、少しの塩と重曹を入れて洗った

 

よもぎを茹でて灰汁を抜く。

 

なぜなら、重曹を入れるとよもぎの色がよくなることと、

 

やわらかくなることらしい。

 

茹でていると熱湯が茶色くなるがこれが灰汁。

 

新芽なので割とすぐやわらかくなるのでやわらかくなったら

 

ボールに入った冷水にとり灰汁を綺麗に流し、何回か水を変える。

 

灰汁の色がなくなったら、水を絞り、細かく刻む。これも労力がかかる。

 

柔らかい新芽を積んだとはいえ、茎のような部分が刻みにくい。

 

フードプロセッサーでカットしてみたが、それでも刃が空回りしているようで

 

全然細かくならない。フードプロセッサーなら少し水分を入れないと

 

刃が回らないのでそうしてみたが、あまり変わらない。(我が家のフード

 

プロセッサーが古いせいかもしれない・・・)

 

結局包丁で根気よく刻んだりすり鉢でせっせと擦ってみた。

すり鉢ですりすりしたよもぎ

なんと綺麗な色でしょう☆彡

 

繊維がどうしても残るが、これも調べたところ、どこのお宅もそうみたいで

 

あまり気にしなくてもいい。実際お餅をつく時やパンケーキに入れても

 

ほとんど繊維は気にならない。

 

これをラップに小分けにして冷凍した。これでいつでもよもぎ

 

使える状況になった。

 

・今回はよもぎパンケーキを作ってみた

 

さて今回はよもぎパンケーキを作ってみることにした。

 

これはいつものようにホットケーキミックスを使って作る時によもぎを入れる

 

だけでこれといって特別なことはない。

 

生地が緑色になるのでとても美しい。

 

私はこの普通の生地作りの時にヨーグルトを入れたりしている。

 

しっとりふんわりしそうで入れているけど、実際のところ効果があるのか

 

あまりよくわからない。

 

いつものように焼いてみると緑色が一層鮮やかになり、5月に

 

ふさわしい色だと季節を感じることができる。

 

よもぎパンケーキ



・いざ実食!

 

バターとはちみつを塗って食べてみた。味はほんのりよもぎ特有の

 

香りと味がする。

 

美味しい(*^_^*)

 

私は子供の頃この香りや味が苦手だったけど、今はこれが全く

 

気にならないので大人になった証拠かしら(笑)

 

少し苦手な方はよもぎを減らせばほとんど気にならないので色だけ

 

楽しめる。

 

感 想

 

本音はこのよもぎの下ごしらえは時間と手間がかかるので、

 

よほど気が乗らないとこの作業は大変。だけど作る大変さがわかると、

 

売っている和菓子一つの手間も想像できるし、手作りの美味しさを

 

味わうのは貴重かな。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。