梅の手仕事
先日知人から自宅で収穫したという青梅を頂戴した。
ほぼ自然になりっぱなしという事もあって、正真正銘の無農薬。
見た目は確かに少し傷がありやや熟し気味だったが十分梅仕事に使えるので喜んだ。
傷んだのを取り除いて計量すると約5キロあった。
今回は・・・
- 梅ジュース 2キロ
- 梅酒 1キロ
- 梅サワー 1キロ
- 梅ジャム 1キロ
作ることにした。
ユーチューブでレシピ検索するとありとあらゆるレシピがある。
青梅を凍らす人もいれば、凍らすと風味がないという人もいるし、
凍らすと早く梅の液が出やすいという人もいるし、あく抜きで
一晩漬けておく人もいる。
とりあえず検索しつつ我流でやってみた。
・梅ジュース
青梅 2キロ
氷砂糖 2キロ
酢 200cc
消毒用の焼酎 50ccほど
私は今回青梅を良く洗って乾かした後凍らさず、
そのままヘタを取り、竹串で穴を開けた。
瓶はサッと熱湯をかけ、乾かしたあと焼酎を入れ瓶全体に焼酎が
いきわたるように回して消毒した。
それから青梅と氷砂糖を交互に入れ、最後に酢をかけまわして終了。
これも消毒を兼ねたのと早く氷砂糖が解けやすいようにするため。
先述のように色んなレシピがあって、氷砂糖の場合と上白糖を
使用する人がいる。早く溶けるようにという事らしいが、中には
氷砂糖でじっくりと砂糖を溶かす方がいいという人もいてもう本当に
何が正しいのかわからないけど、どっちでもいいよね!!
で、毎日数回瓶を揺らし梅全体に砂糖と溶け出した液をいきわたらす。
・梅 酒
青梅 1キロ
氷砂糖 700g
ホワイトリカー 1.8リットル
これも梅と瓶の準備は梅ジュースと同じ。
青梅と氷砂糖を交互に入れ最後にホワイトリカーを入れる。
発酵しやすいのでこれも毎日瓶をゆさゆさ揺らす。
・梅 サ ワ ー
青梅 1キロ
氷砂糖 500g
リンゴ酢 1000cc
梅サワーは今回初めて作るのでリンゴ酢と穀物酢と迷ったけど、
リンゴ酢が優しそうかなという単純な理由でこれにした。
これも梅と瓶の準備は梅ジュースと同じ。
同じく青梅と氷砂糖を交互に入れ最後にリンゴ酢を入れる。
同じく毎日瓶をゆさゆさ・・・
・梅ジャム(これは失敗作)
青梅 1キロ
砂糖やはちみつ、オリゴ糖など お好み
梅ジャムはいつも梅ジュースや梅酒で漬けた梅を使っていたが、
エキスが出てしまって中にはしわしわのカチカチになるので、
ネットで調べたら青梅のままからジャムを作れるようなので試してみた。
色んなレシピを模索した結果、とりあえず洗った後、鍋に沸かした
たっぷりの熱湯で青梅を15分ほど茹でてあくをしばらく取り除いた。
あくがなくなったら火を止め、お湯を捨て、梅の実がつぶれないように
やさしく水を入れて少し泳がせるようにしてあくを洗いながし、
水にさらしてからザルにあげる。
鍋はあくが付いているのでサッと洗い流す。
おそらくこの時は冷めているので、実を手に取って種を取り出して
実を鍋に戻す。
火にかけふつふつと沸いてきてしばらく煮た後、砂糖類をお好みで
入れる。
この地点ではまだ甘みが弱くても、一晩置くと味がなじむので翌日
調整して甘味を足しても良い。
ただ・・・
これで作ってみたが酸っぱいΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
随分と甘みを足したのに、あくはある程度取れたはずなので
苦味はないが、やはり青梅のままだとこんなにも酸っぱいのか
何か作り方が間違っているのか。
お気づきの方がいればぜひぜひご教授願いたい。
1キロもあるので今食べる分だけ瓶詰し、残りは小分けして冷凍した。
今日もヨーグルトに入れて食べたがやはり酸っぱかった。
これが成功したら、青梅をくれた知人におすそ分けしようと思ったのに
これではできない。残念。
とまあこういう流れで今年の梅仕事を済ませました・・・
梅ジャム以外はあと数か月後にならないとわかりません笑
手間はかかるけど、これも季節の手仕事として楽しくできました!
今回も読んでいただきありがとうございました!